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2011年2月21日月曜日

ラジオ復権の時代

radiko.jpというラジオ放送をネット放送に変える試みが面白い。
関東ローカルで始まった実験が思いの外成功し株式会社へ。

何をするのかといえばラジオ放送をネットで流すだけ。
伝送方法が変わるだけでネット特有の機能を活かすわけでもなんでもない。
それなのに受けている。

通勤中などにiPhoneで聞くという中高年も出始めている。
auなら携帯電話にFM放送受信機能があるしFMラジオだって安い。

ラジオが視聴者がどんどん減っていつ潰れてもおかしくない時代。
それが復権しつつある。
その立役者がだれあろうインターネットというのは実に愉快爽快です。

パソコンを使っているとBGMが欲しくなる。
そのために違法承知でyoutube使っている人も多いらしい。
ほとんどが違法行為(著作権侵害)なのでやめたほうがいい。

アメリカではラジオ局がたくさんあるとお馬鹿な意見をいう識者といわれるひとのツイートを見かけたが、全く土壌が違う。
パニックやバイオレンス映画などにたまに登場するけれど、アメリカのラジオ局とは日本のそれとは全く違う。日本で言うならミニFM局のさらに小規模な存在。
ただひたすら電波の自由度が日本と違って広いので出力上げて放送できているだけ。

地元の僅かな広告収入や趣味で実現できている。

対して日本では総務省の山のような規制の中ビジネス展開しているので個人レベルで放送局を営むなんて土台無理。その結果設備費もかかれば人も大勢雇わなくてはならず採算が取れない。

しかも世界に例がないほど規制が厳しく利用者の権利を侵害するほどの著作権なるものが横行しあれもこれもできなくされている。また、ちょっと楽曲を使えば驚くほど高額な請求が来る。

ミニFM局などがラジオでCD流すなどとてもできない相談。
なぜなら視聴者の人数・放送の規模によらずに一律課金が原則で、恐ろしいほどの金額を納めなくてはならない仕組みになっているからです。

長い歴史の中それぞれの地域ごとに分割して頑張ってきたラジオ局が総務省は以下で分割されている電波を統合することもできずコストも下げられない。

そんななか、ネットを使ってラジオを配信できるようになってきた。
技術的にはとても簡単なんだけど、地域限定を求められる結果非常に難しい技術が要求されてしまっている。
たとえばGPSとヒモ付て視聴可能域かどうかを判断して動作させるとかになるでしょう。
ネットの仕組みとは相容れない部分が多いだけに開発・運用は大変だと思う。

ところで、ネットに移行したら復権、人気が出たのはなぜか。
電波だと安定して聞けないという都会ならではのビル陰の問題も大きい。
それ以上に、わざわざラジオをもちたくない。

でもBGM位はほしい。
わたくしはイケナイと思いつつBGMにテレビをつけたままにしてしまいます。
それができるだけましですが、できてもあまり愉快ではありません。
BGMにしては、映像見ないとわからない部分が多すぎる。

その点ラジオのネット配信なら映像も画像もないのが前提の番組編成。
音だけで全てが伝わる。
パソコンで仕事をしているとこれはとてもありがたい。
同様にスマートフォンでもBGMとして音楽が聞け最新ニュースが得られる。

画面を見ないで文字を読まずに情報が得られるのは便利。

ラジオという存在はついに底を打って、これから復権しそうです。
著作権法違反にならないだけでも利用価値は計り知れなく大きいです。


関連リンク:
radiko.jp
パソコンだとブラウザーだけで聞けるのもいいですね。

iPhoneなどのアプリもだいぶ機能強化されたんですね。
デビュー当時とはすっかり変わっていて驚きました。
番組連動機能は広告報酬狙いでしょうが負荷が増すばかりなんで、広告はgoogleなどをそのまま使ったほうが無難だと思うんですが日本では何でも無理に自前でやりやくなる。
得意分野に特化するってことをしていかないと取り残されてしまいます。

Android版がいまだアンドロイドマーケットへリンクしてパソコンからのインストールになっていない。
ラジオって情報扱うはずなのに情報にうとい。
こういう部分キャッチアップしアプリもAndroid2.2などに対応していってほしい。

ラジオ局なのに後方が下手でアンドロイドマーケットの評価見ると電波がって記述目立つ。ラジオの電波なんか使っていないときちんと説明出来ていない証拠。また録音も権利処理の問題を正しく説明していない。遠慮もあるし大人の事情の塊だろうけど、そういう事こそ公にして改善の糸口を見つけてほしい。日本は利用者を無視しすぎているんだから。

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